悲しみや苦しみから逃れる道 [日記]
会いに行きたいそう思ってそれはもうこの悲しみや苦しみから逃れる道はこれしかないといくど近くの線路のきわをさまよい歩いたことでございましょう。暇だ暇だとそういう瞬間を待っておりました。その都度私は二人の子供に呼び止められました。何も知らずにお乳を求めてなく生まれたばかりの次男と父親の姿を懐かしげに探すアルバムを見ている小学校1年生の長男とこの二人の子供を放ってどうしても行くことができませんでした。まして道づれなどにはできませんでした。今考えてみますると私が今こうして生きているのはあの二人の子供達にいかされてきたんだなぁという思いでございます。今日も飛び込むことができなかった家帰ると何も知らずにすやすやと寝ている二人の子供を見た時には申し訳ない申し訳なかったと一瞬たりともそういう思いを抱いた私は何という母親であろう。
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